多くの学会で開催される、ポスターセッションで必要な「学会ポスター」 当サイトでは作り方から出力まで解説します。

sample日本・世界で行われている学会で発表の際に使われる「学会ポスター」。主に「ポスター発表」、「ポスターセッション」、「示説」などと呼ばれ、それぞれの発表内容をまとめたものを会場の指定場所へ設置し、発表者がそのポスターの前などに待機し質問受付などをします。また、優秀なポスターの発表者にはポスター賞と呼ばれる賞も用意れており、発表内容やポスターの出来が関わってきます。

学会ポスターは、駅構内や飲食店などに掲示されているポスターのサイズとは違い、長いものでは2メートルを超えるものあります。各学会では学会ポスターのサイズを指定しているものや、最大サイズが決められており、その範囲内のサイズと決められている学会もあります。

この通常とは少し違う学会ポスターは、家庭用・院内・学内にあるプリンタにて1枚で印刷することが難しい為、多くの発表者は専門の出力業者を利用しています。当サイトでは、データの作り方から出力まで解説致します。

様々な種類の用紙と学会用のポスターサイズ

  • マットコート紙系のポスター

    様々な業者で使用されているマットコート紙。なんといっても価格が安いのが特徴です。コストを抑えたい方はこちらを使用しましょう。

  • 光沢紙系のポスター

    光沢があるポスターで最も使われる光沢紙。もちろん学会ポスターでも1番利用されています。ポスターの用紙ではスタンダードな用紙になります。

  • 半光沢紙系のポスター

    光沢紙の光沢、つまり輝きを抑えた用紙になります。光沢が無いことで照明の反射を軽減する効果もあり、落ち着いた雰囲気のポスターに仕上がります。

  • 防炎クロス・布系のポスター

    光沢紙の次に多く利用される、防炎クロス・布ポスターです。1番の特徴は折りたたむことができるので、持ち運びに便利です。発色も良いのが特徴です。